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サプライズ満載だった前半戦。 後半の軸は「新ライバル対決」か。 ~F1今シーズン、5つの驚き~

ハンガリーGPでは66周目まで首位を守ったフェルスタッペン(右)をハミルトンが大逆転。王者の底力を見せた。

 面白くなったところで“夏休み”に入った今シーズン。さらなるサプライズが9月1日からの後半戦にありそうだ。改めて前半に起きた“5つの驚き”を振り返る。

(1)勝てそうで勝てないフェラーリ。バーレーンGPでルクレールが首位快走中にパワーユニット(PU)トラブル発生。カナダGPでは首位ゴールのベッテルがレース後ペナルティーで2位降格に。チーム90周年イヤーに、開幕前の期待感を裏切ってしまっている。

(2)進撃開始したレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがオーストリアとドイツで2勝。戦闘力の証であるPPもハンガリーで獲得した。5年目のホンダPU、RA619Hの信頼性はメルセデスと同等までに進化した。

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photograph by AFLO

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