一見格闘技とは縁遠そうな穏やかな面持ちの18歳が、格闘技の歴史にその名を刻み込んだ。4月14日、横浜で行われたルンピニースタジアム認定ミニフライ級王座決定戦。名高・エイワスポーツジムはシンダム・カフェフォーガを判定で下し新王者となった。
「ルンピニーのベルトは過去、日本人が巻いたことがなかったので、自分が第一号になりたいという思いが強かった。本当にうれしい」
それだけではない。昨年12月、名高はもうひとつのムエタイのメジャータイトルであるラジャダムナン認定の同級王座を奪取し、現在も保持している。外国人選手として二大スタジアム制覇は史上2人目の快挙だった。
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photograph by Koji Fuse