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PKは言わば決められて当たり前だ。ゴールキーパーは10本のうち1本、2本でも止めれば、それが大仕事となる。
先の日本―コロンビア戦。ゴールマウスを守った東口順昭は、ファルカオの一発を食い止められなかったことを歯ぎしりするほどに悔しがっていた。
「コースは合っていたんで、あとは外に出せれば……。何とか止めたかったんですけど」
後半19分のPK、助走を一度止めるフェイントからゴール左に放たれた矢のようなファルカオのショットに反応。横っ飛びで左手に当てたものの、枠の外に弾き出せなかった。
結局、このPKが決勝点となって0-1で敗れた。とはいえ、である。なぜ、止められる確率の低いPKのシーンを何度も振り返って、彼はため息をつこうとするのか。
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