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<第79回桜花賞プレビュー> ダノンファンタジー 「6月の新馬戦は伝説に」

2019/04/04
今年の牝馬クラシック戦線の主役となりそうなのは、5戦4勝のディープ産駒。
その最大のライバルが新馬戦で唯一の黒星を献上したグランアレグリアだ。
競馬界が注目する気鋭の調教師に、手駒の長所と強敵への評価を聞いた。

 12月の阪神ジュベナイルフィリーズを制し、'18年のJRA賞最優秀2歳牝馬に選出されたダノンファンタジー。3歳シーズンに入っても桜花賞の最重要トライアルに位置するチューリップ賞では、単勝130円の圧倒的な支持に応える堂々たる内容で優勝した。通算5戦4勝、2着1回というスキのない戦績で、今年の牝馬クラシック戦線の主役を継続して務める。

 しかし、管理する中内田充正調教師は、唯一の先着を許した1頭への強い警戒を決して解こうとはしない。最大のライバル、グランアレグリア(父ディープインパクト、母タピッツフライ、藤沢和雄厩舎)だ。

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photograph by Yoshiharu Hatanaka

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