錦織圭が年間成績上位8人による日東電工ATPファイナルズに2年ぶりの出場を果たした。この5年間で4度目の出場だ。右手首の故障で今季開幕直後の全豪を欠場、1月に復帰したが、復調にはさらに数カ月を要した。4月には世界ランキングを39位まで落としながら、トップ8(欠場者が2人出たため10位まで出場)に食い込んだのだ。
錦織は「ロンドンに戻って来られてすごくうれしい。年の初めには予想もできなかった。自信もまったくなかった」と満足感を漂わせ、ロジャー・フェデラーも「彼が出場できてうれしいよ。彼は今年、チャレンジャーから始めた。果敢な決断だった。賞賛とリスペクトに値する。だれもがそう思っているだろう。彼は素晴らしいファイターだから」と褒めた。
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