本書は、ラグビーの強豪校として知られる國學院久我山高校で、ラグビー部監督を40年余りにわたって務めてきた中村誠氏が、みずからの半生を振り返る書である。
第1章「一所懸命」と第2章「ラグビーこそ教育」では、氏の生い立ちが紹介されるとともに、ラグビーは生徒にとっての教育活動の一環であることが強調される。第3章「ラグビーへの情熱」では、監督として4回、部長として1回の計5回にわたる全国制覇の過程やその当時のエピソードが詳細につづられている。第4章「未来へ託す想い」では、ラグビーを含むスポーツ振興の重要性が説かれている。第3章を中心に本書の随所に、当時の「OB通信」等の文書が転載されている。全国制覇を目指して一丸となって闘っていた当時の監督と部員の情熱が、時空を超えてリアルに伝わってくる。
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