男子マラソン界に待望久しい新星が現れた。12月3日の福岡国際マラソンで3000mと5000mの日本記録保持者である大迫傑が、わずか2度目のマラソン挑戦にして日本歴代5位となる2時間7分19秒をマークして、日本勢最高の3位に入ったのだ。
スピードと粘りを共存させながら42.195kmを駆け抜けた。序盤から1km3分ペースでラップを刻んでいくと、集団がどんどん小さくなっていった25km以降もしっかりと上位に食らいつき、ペースが上がった30km以降は無理をせずに自分の走りをキープ。終盤はロンドン五輪金メダリストであるスティーブン・キプロティク(ウガンダ)と2位争いを演じ、最後はペースダウンしたものの堂々の3位に入った。
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photograph by KYODO