特別増刊
巻頭特集

記事を
ブックマークする

<UAE戦の強敵> オマル・アブドゥルラフマン「もちろん、日本にまた勝つ自信はある」

2016/11/28
アジア最終予選、すべての躓きは初戦を落としたことに始まった。UAEの攻撃を指揮し、日本の出鼻を挫いた立役者がこの男だった。天才MFは日本をどう見ていたのか、現地で直撃した――。

「日本の雑誌か? よろしく言ってくれ」

“ジャパンキラー”は、とても上機嫌だった。所属するアル・アインの練習場で問いかけると、もじゃもじゃ頭の25歳は少年のような笑顔を浮かべた。

「重要な初戦を日本と戦った。私は日本代表チームを強くリスペクトしている。日本はピッチでフェアプレーなので、我々も敬意を表して戦った。試合の流れの中で、ある瞬間だけ我々が少し上回っていた。そのときに2つのゴールを挙げることができ、勝利した。アッラーに感謝している」


 9月、日本はUAEに1-2の逆転負けを喫した。10番を背負うオマル・アブドゥルラフマンが、UAEの攻撃の核であることは間違いない。日本も、それはわかっていた。この試合に向けたメンバー発表会見で、ハリルホジッチ監督はこう語っている。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Asami Enomoto

0

0

0

前記事 次記事