PGAツアーの世代交代の一翼を担うリッキー・ファウラー。デビューから6年。彼が今一番欲しいものはメジャーでの優勝。そのためには何が必要なのか、これまでの軌跡とともに聞いた。
アメリカ選抜メンバーとして出場したプレジデンツカップを終え、翌日に来日したリッキー・ファウラー。勝負色オレンジと黒を身にまとい登場した彼は、前日までの緊迫した表情とは一変、さわやかな好青年の雰囲気に満ちていた。世界ランキング5位という時代を牽引するゴルファーの思考に迫れるチャンスが今、訪れた。
――あなたはミドルネームにユタカと入っていて、日本にとても深いルーツがありますね?
「僕にゴルフを紹介してくれた祖父はアメリカ生まれですが、祖父の両親は日本人で1920年代に日本からアメリカに渡ってきました。祖父とはゴルフはもちろんですが釣りにもよく行きました。彼を通じて日本との繋がりは深く感じています」
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photograph by Takuya Sugiyama