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浅田真央、得点力UPの“秘訣”。 ~ジャッジの目で見たさらなる「伸びしろ」~

現役復帰した浅田真央は次なるステージへと羽ばたき始めた。今後、最高得点を出すために参考となるのが“ジャッジの視点”。彼女をずっと見てきた2人が指摘する、演技のポイントとは?

 2014年3月の世界選手権後の長期休養から、今年10月のジャパンオープンで553日ぶりに浅田真央は競技大会へと復帰を果たした。国内外のトップスケーターが集う中、141.70と1位の点数をたたき出し、多くの祝福とともに迎えられた。その4分は、再出発の起点である。それとともに、休養前と比べてどこまで復調しているのか、現段階でのポテンシャルを推し量る演技であり、今シーズンを、今後を占うベースでもある。

 では、採点する立場の人々の目線では、どのように捉えられたのか。

 国際スケート連盟(ISU)シングル・ペアのジャッジであり、シングルのテクニカル・コントローラーである岡部由起子氏は、「予想以上」と振り返る。

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photograph by Sunao Noto

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