去年9月、ニューオーリンズ・ペリカンズのヘッドコーチ、モンティ・ウィリアムズと若き大黒柱アンソニー・デイビスは、スペインのマドリードでひとつの誓いを交わした。
「いつかペリカンズでも、こういう場に立てるようにしよう。この興奮をニューオーリンズにも持ち帰ろう」
“こういう場”とは、優勝を争う舞台のこと。2人はアメリカ代表のアシスタント・コーチと選手としてFIBAワールドカップに出場し、決勝でセルビアを倒して優勝を果たしていた。
それから約7カ月後、ペリカンズはレギュラーシーズン最終戦で昨季のNBAチャンピオン、スパーズを倒し、念願のプレイオフ出場の切符を手に入れた。優勝ではないが、チームにとって4年ぶり、デイビスにとっては、NBA3シーズン目にして初のプレイオフ出場だった。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Getty Images