ステロイド(筋肉増強剤)などの禁止薬物を使用したとして、昨シーズンの全162試合で出場停止処分を受けたヤンキースのアレックス・ロドリゲスが、再びグラウンドに戻ってきた。オープン戦序盤は、主に「指名打者」として出場していたが、3月29日にはファーストミットを手に、メジャー21年目で初めて一塁手として出場した。4月2日も不慣れなポジションながらショートバウンドの捕球や併殺など、無難に打球を処理し、試合後はホッとした表情を浮かべた。
「これまでの20年間とは、まったく違う視界で、とても興味深いものだった。自分で何とか対応できると思う」
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photograph by Yukihito Taguchi