#875

記事を
ブックマークする

進化を続ける白井健三。“ひねり王子”の新境地。 ~超高難度の構成でほぼノーミス~

2015/04/07
「構成はいじらずに技の精度を上げていきたい」と語る白井。日体大で更なる飛躍を狙う。

 体操ニッポンの白井健三が、3月19日から22日までドイツで開かれた種目別競技会のコトブス国際で、ゆかと跳馬の2種目を制した。

 圧巻だったのはやはり、ゆかだ。自らの名のついた「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)=F難度」や、「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)=F難度」という従来から使っているひねり系の技に加え、昨年11月のスイス杯から披露し始めた縦回転系の「リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)=G難度」を組み込んだ演技構成で勝負。演技の難度を示すD得点が7.6という超高難度の構成をほぼノーミスでこなし、出来映えを示すE得点でも8.850という数字をマークした。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AFLO

0

0

0

前記事 次記事