メジャーのペナント争いで節目と言われるトレード期限の7月31日、ア・リーグ中地区首位を争うタイガースが、2012年にサイ・ヤング賞に輝いたレイズのデビッド・プライスを獲得した。同日午後4時(米東部時間)の期限直前まで交渉は続き、最終的にマリナーズを含めた三角トレードが成立。4年連続地区優勝を狙う強豪に、'11年のバーランダー、'13年のシャーザーにプライスを加えた「サイ・ヤング賞トリオ」が誕生した。
今回の「目玉」とされていたプライスの移籍先候補としては、直前までカージナルス、マリナーズなどが挙げられており、タイガースは大穴的存在だった。その一方で、デーブ・ドンブロウスキーGMは、虎視眈々と狙いを定めていた。先発の一角で期待の若手左腕のスマイリー、不動の1番・ジャクソンを放出しても、プライス獲得に固執した。
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