「肩、肘は消耗品」という考えが定着している米国で、球数問題が論議を呼ぶ「事件」が起こった。ワシントン州の高校生が5月13日、延長15回途中まで194球を投げたことが明らかになった。この情報に対し、2012年にサイ・ヤング賞を獲得したレイズのデビッド・プライスが、自身のツイッターを通して「指導者を辞めさせるべき」とコメントしたことが話題を集めたのだ。
ここ数年、メジャーでは「トミー・ジョン手術」と呼ばれる肘腱移植手術を受ける選手が激増している。しかも、長年酷使され続けたベテランだけでなく、デビュー間もない若手選手に故障者が続出している点が、これまでと違う。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Yukihito Taguchi