レプソル・ホンダからモトGPクラスにデビューしたM・マルケスが、4月21日にテキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催された第2戦アメリカズGPで、ポール・トゥ・ウインを達成した。最高峰クラスでデビュー2戦目のPP獲得と初優勝は、現役ライダーでは最速記録。さらに、F・スペンサーが1982年に達成した史上最年少PP記録(20歳153日)と史上最年少優勝記録(20歳196日)を、それぞれ、20歳62日と63日で塗り替えた。
2位にはマルケスが尊敬するライダーとして真っ先に名前を挙げるチームメイトのD・ペドロサ、3位には昨季の王者で開幕戦カタールGPを制したJ・ロレンソが入った。今季のチャンピオン候補の二人を振り切っての大記録達成となったが、レース後のコメントは、20歳らしからぬ不敵さに溢れるものだった。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Satoshi Endo