パラリンピックのゴールボール女子で日本代表が金メダルを獲った。団体競技での金メダルは史上はじめてだそうだ。
ゴールボールチームは8年前のアテネ大会でも銅メダルを獲っている。そのときテレビで試合を見て興味を持ち、国内の大会に出かけてみたことがある。滋賀県の学校の体育館で開かれた小ぢんまりしたものだったが、間近で見て、テレビとはかなり違った印象を受けた。思った以上に激しいのだ。
ゴールボールは視覚障害者の競技だ。1チーム3人が鈴の入ったボールを相手ゴールに入れあって得点を競う。視覚障害の程度によって不公平が生じないように、選手はアイシェイドを着ける。つまり目隠ししたままで相手が投げ込んでくるボールをブロックする。
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photograph by KYODO