来年のロンドン五輪で初採用される女子ボクシングで、日本に光明が射してきた。最近の海外の重要大会で相次いで好成績を収めているからだ。
5月初旬にはこの分野の第一人者・新本亜也が中国・海口のアジアカップでフライ級に準優勝した。世界選手権2連覇の中国の強豪・任燦燦(レン・カンカン)に敗れ銀メダルに留まったが、スコアは6-4と大接戦。本人も「自信がつきました」と胸を張る。昨年の世界選手権初戦は完敗だったから、短期間の成長は明らか。日本は五輪で40年以上メダルと無縁だが、この不名誉な記録に終止符を打つ期待も高まる。
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photograph by BOXING BEAT