新春からプロレス界が熱い。期待のホープたちが、うさぎ年にあやかってさらなる飛躍を狙い、初暴れ。筆者の「観戦眼」を楽しませてくれた。
圧巻だったのは、1月3日、大日本プロレスの怪力コンビ、関本大介(29/写真左)・岡林裕二(28)組の全日本マット初殴り込みだった。浜亮太・中之上靖文組に圧勝し、「ウチの小鹿社長の代名詞だったアジアタッグを狙いたい」と、早くもベルト挑戦に名乗りを挙げた。
無名に近い存在から関本に鍛えられて強くなった岡林。
大日本におけるストロング路線のエース・関本は、高知・明徳義塾高野球部出身。'07年プロレス大賞技能賞の獲得でその名を知られるようになった。現・ゼロワン世界ヘビー級王者。175cmと小柄ながら、中西学、大森隆男、佐藤耕平といった大型選手をバックブリーカーで担ぎ上げ、怪力ファイターとして目下、売り出し中だ。
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photograph by Essei Hara