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八村塁の「スマートにディシジョンを」発言、河村勇輝はどう受け止めた? 欧州からのオファーを断り、NBA本契約を目指す25歳にぶつけた“ある質問”
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byYoko Miyaji
posted2026/10/31 11:04
クリッパーズ傘下のGリーグチーム、サンディエゴ・クリッパーズで新しいシーズンを迎える河村勇輝(25歳)
ウェスリーの契約に関連して、気になっていたことがあったので、それも聞いてみた。
河村はかねてから、目標は「NBAの本契約」と言ってきた。ウェスリーと同じように、故障者補充のための10日間契約という形でNBA選手になったとして、それでも河村は目標達成と思えるのだろうか? それとも、それはまだ目標への一歩に過ぎないのだろうか? シーズン終わりまでの契約だったとしても、無保証で、シーズン半ばでカットされた場合はどうだろう?
「そこらへんの定義は難しいですけど……」と河村。
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「本契約って言うと分かりやすいですけど、(実際には)ちゃんとチームの一員としてNBAの試合でミニッツ(出場時間)をもらって、役割を与えられるような選手になるっていうのが僕のゴールですね」
単にNBA契約をもらえれば目標達成というわけではないのだ。形ではなく実。それは河村の一貫した姿勢だ。
「まだまだ遠いですよね」
アメリカに出てきて3年目。初めてGリーグ選手としてシーズンをスタートさせることになった。今現在、目標までの距離をどう感じているか聞かれると、「まだまだ遠いですよね」と正直に言う。
「去年、おととし(のドラフト)1巡目でピックされたような選手がツーウェイに今入ってきたり。毎年1巡目で30人が入ってきて、その分30人が落ちていくっていうのがリーグ(NBA)だと思ってるんで、もちろん簡単ではないなと思うんですけど。自分の中ではこの1年、2年でしっかりとやってきたし、絶対に自分がやるべきことをやったら、小さいウィンドウ、本契約でスポッとハマるタイミングが来ると思ってるんで。30チーム全チームに必要とされる選手になれるかどうかはわからないですけど、その中でどこかの1チームのワンスポットの本契約にパッと入れるような準備はしておきたいなと思っているので、頑張りたいなと思ってます」
その日に向けて、河村の新たなシーズンが始まる。

