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「マリーゴールド、いろいろ叩かれたりするけれど…」岩谷麻優33歳が手にした“3本のベルト”の本当の意味「マジ疲れた。しんどかった…」漏れ出た本音
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/10/30 17:06
3WAY勝ち抜き戦に勝利し3本のベルトを手にした“アイコン”岩谷麻優。10月24日、両国国技館
「もう33歳。まだまだ岩谷麻優、大丈夫ですね」
「今までいろんなベルトやいろんなトロフィー持ってきましたけど、めちゃくちゃ一番重くて、一番うれしいです。この団体に、マリーゴールドに入団して、どこかで若手を育てていかなきゃとか、自分がトップになってというよりは底上げっていうのをちょっと意識し過ぎちゃっていたのかもしれない。途中入団の岩谷麻優が団体の顔っていうのはどうなんだろうってみんなも思っていたと思うし、自分自身にもちょっとあったけれど、これで真のマリーゴールドのトップは岩谷麻優だって、胸張って言えるし、これからもっともっと岩谷麻優がトップとしてこの団体を引っ張っていきたいと思います」
天才型の岩谷に若手の育成というのは似合わないかもしれない。それでもそんな気持ちがこれまで一歩引いたポジションにいた理由だった。
「マリーゴールド、いろいろ叩かれたり、イヤな目線だったり、そういうのが目につくけれど。今ね、マリーゴールド、すっごく若い子が頑張ってくれてます。そんな中で、自分はもう33歳。ちょっと体力的にも、心配はあったりしたんですけど、まだまだ岩谷麻優、大丈夫ですね」
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とにかく何でも批判の矢面となるマリーゴールドの現状に、岩谷が立ち上がった。
「どうせ何をやっても何か言われますからね」
開き直ったように岩谷はマリーゴールドの先頭に立つ決心をした。
「岩谷麻優がマリーゴールドという団体を牽引する」
岩谷は強い意思を示した。
「三冠王。三冠王って何年ぶりなんだろう? 10年以上?」
岩谷は15年のキャリアの中でワールド・オブ・スターダム王座、SWA世界王座、新日本のIWGP女子、ノアのGHC女子、ROHのWOH世界、そしてマリーゴールドのワールド王座と数多くのシングルの世界王座を獲得してきた。だが、以前の“三冠”にはタッグが含まれていたから、シングル王座だけの三冠は初めてだった。
「取ったはいいけど、これから先どうしたらいいのかな。この身を削って防衛し続けて3本のベルトの一本一本の価値を高めていきたいなとは思います。来るものは拒まず、岩谷麻優がチャンピオンの間は誰の挑戦でも受ける。若手だろうが、ベテランだろうが、他団体の選手だろうが、誰でも覚悟がある人はかかってきてほしいな」


