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苦闘を乗り越えての連覇を達成。アルカラスが日本で見せた“凄み”。

posted2026/11/02 09:00

 
苦闘を乗り越えての連覇を達成。アルカラスが日本で見せた“凄み”。<Number Web> photograph by JIJI PRESS

1993、'94年のピート・サンプラス以来となる大会連覇を達成した

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秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

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JIJI PRESS

 第1シード危うし、と思わされる瞬間が何度もあった。だが、木下グループジャパンオープンは本命カルロス・アルカラスの2連覇で幕を下ろした。4月に右手首を負傷し、4カ月半ぶりの復帰戦となった全米では準々決勝敗退。ジャパンオープンが復帰後初の優勝となった。復帰2戦目(エキシビションマッチを除く)でのタイトルに「まさか、これだけ早く勝てるとは思ってもいなかった」と笑みをこぼした。

 まさか、は謙遜でも何でもないだろう。調子が上がらず、自滅のようなエラーが目立った。準決勝の第1セットは5-3から大失速。14ポイントを連続で失い、5-7で落とした。「何が起きたかわからなかった」と話したように、男子テニス2強の一角が見せたこの崩れ方は衝撃的だった。第2セットで立て直したが、まるで二人のアルカラスがいるようだった。試合後には「試合で、あるいは大会で常に高いレベルを保つことが必要」と不安定なプレーを反省していた。

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