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ボクシングPRESSBACK NUMBER
「朝6時前には中止の連絡が…」亀田和毅35歳“最後の挑戦”はなぜ消えた? フェザー級王者フィゲロアの異変、WBA内で食い違う“優先権”の行方
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杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph byDaisuke Sugiura
posted2026/10/22 11:15
WBA世界フェザー級タイトル戦が当日に中止となった亀田和毅(35歳)。ファイトマネーは支払われる方向だが、今後の方針はWBAの決断にも大きく左右される
今回の一件を経ての感情論を抜きにすれば、WBAトップの見方はルール上、適切にも感じられる。王者の失態は返す返すも亀田に不運ではあったが、それでもそれが原因でランキング下位の選手に順番を抜かされれば上位のボクサーの方も割に合わないと捉えるに違いない。
この難しい状況下でWBAはどんな判断を下すのか、そして亀田にはどんな運命が待ち受けているのか。“1位対2位の王座決定戦の勝者に亀田との指名戦を義務付ける”といったあたりが適切な落とし所かもしれないが、世界王座認定団体の中でもWBAの動きは特に読みづらい。メンドサ会長は「月曜日(19日)に世界選手権委員会の会議が開かれ、決定を下す見込みだ」とも記しており、その行方に注目しておくべきだろう。(※日本時間10月22日現在では、まだ声明は出ていない)
“ボクシングはWild Wild West(無法地帯)”という形容がある。往々にして無秩序な世界であるがゆえ、何が起こっても不思議はないという競技、興行の特殊性を上手に言い表したセンテンス。ラスベガスで過ごした週末、関わったすべての人間は“Wild Wild West”で生きることの過酷さを改めて痛感させられることにもなった。
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「これで全部が終わったわけではない。俺の気持ちが消えなければ、まだ可能性はあると思っています」
気丈にそう語った亀田の行方にまだ道は残っているが、それがどこにつながっていくかは定かではない。次の試合が世界戦になるか、再び世界の舞台に立てるまでどれくらいの時間がかかるのかもわからない。かなり残酷ではあるが、砂漠の不夜城で振り落とされたダイスの行方次第で、選手と関係者はもうしばらく運命に翻弄され続けることになる可能性が高そうではある。
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後編では、話題を集めた井上尚弥のX投稿、さらにフィゲロアの王座剥奪で混沌とするフェザー級の行方を考察する〈つづく〉

