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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
「監督“代行”なので、私自身に迷いが」箱根駅伝予選会で個人2位のエースを擁しながら落選…波乱の真相「主将が塞ぎ込んで実家に帰ってしまったり」
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/10/20 17:31
大エースのエティーリ(4年)を擁し、予選会通過は十分に可能なはずだった東京国際大に何が起きていたのか?
中村勇太監督代行は、「苦しい台所事情でした」と厳しい表情だった。
「3、4日前から風邪気味の選手が増えて、4年生の登松(大和)が当日変更になりました。無理に出て走れないと、自分のことを責めてしまうので交代したのですが、そういう小さなうまくいかない積み重ねがあまりにも大きかったです。
やはり箱根の予選会は、誤算などなく、針の穴を通すようなことをやっていかないと通過できない。2025年(第101回大会)は予選を通過し、シードを獲れた(8位)のですが、それに対する裏付けがなかった。たまたまシードが獲れてしまったんです。そういうことで自分たちの実力を見誤ってしまった。今回、武蔵野学院がいい走りをしましたが、そういう学校とはうちは違うよねって選手はなんとなく思っていたかもしれないです」
私自身が監督代行なので、迷いがある
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報告会では、コーチらが選手に「自分に甘い」と苦言を呈していた。選手の意識の問題もあるだろうが、中村監督代行は、「自分の指導力不足」と全責任を背負った。
「私自身に迷いがあるんだと思います。代行なので、自分自身に明日があるのか、分からない。急に誰かが来て、交代になるかもしれないなか、全力でやっているんですけど、学生にはそういう自分の気持ちを見透かされて、求心力が得られなくなっていたのかもしれないですね。それでもパワーのある人だったら何クソって結果を出せたのかもしれないですが、私の場合はやり切れなかったというのが正直なところです」

