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甲子園の風BACK NUMBER
「世に出てる菰田…かなり違います」ドラフト超目玉へ野球部親友が記した手紙…身長195cm二刀流・菰田陽生の“意外な素顔”「あ、おさかなさんだー!」
text by

近藤裕介Yusuke Kondo
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/10/22 11:01
プロでも投打二刀流を志す菰田
「2年生の夏の甲子園は本当に思い出深くて、練習場だった鳴尾浜のグラウンドで、菰田と二人で『3年生のために投げよう』と誓い合ったのは、今でもよく覚えています。菰田と自分の二枚で投げるようになって、よく野球の話をするようにもなりました。僕たちは、私生活でけんかしたことはないんですけど、野球では『こうした方がよくね?』『いや違うだろ!』みたいな感じで、言い合いになって。ただ、自分が投げる試合前になると、菰田はいつも寄り添ってくれて、アドバイスをくれました。『マウンドで、変に抑えようとすると逆におかしくなるから、自分の投げられる球を投げる意識でいけばいい』と教えてくれて、それがあって今の自分があると思います」
「本当にお茶目で、自分からボケたり…」
菰田の野球での“怪物ぶり”と、普段の姿には大きなギャップがあると、檜垣は証言する。
「甲子園でホームランを打ったり、152キロを投げたり、試合では本当にすごい存在です。ですけど、私生活では全くそんな感じがしない。本当にお茶目で、自分からボケたり、面白いんですよ。よく一人でふざけていて、それに周りがツッコんでいますね。人を笑わせるのが好きなんですかね。寮では、ドラフト注目選手とは思えないぐらい子供っぽくて、世に出ている菰田とはかなり違います」
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檜垣には、どうしても忘れられない菰田の思い出がある。高2の秋、滋賀国スポに参加したときのことだ。

