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「精神的に未熟」中学生で挫折→「突出した身体能力」無名公立校で“プロ注目捕手”に「他校ならドラフト候補としてすら…」本人断言のワケ
posted2026/10/21 06:02
沼津商・後藤幸樹はドラフト会議に向けて、複数球団から調査書が届いている
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間淳Jun Aida
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Jun Aida
強豪校を蹴った意外な理由
静岡県立沼津商業高校の後藤幸樹捕手は、創部100年超の同校にあって甲子園出場もドラフト指名もない無名校の野球部に在籍している。そんな彼のもとに高校通算19本塁打などの実績もあって複数球団から調査書が届くなど、ドラフト会議の“隠れ注目株”となっている。
実は、中学時代の後藤に注目する高校は静岡県内に数校あった。中には、甲子園出場経験のある高校もあったという。その中で後藤が沼津商を選んだ背景には、中学時代の経験がある。
中学2年生の夏、後藤は所属していた硬式のチームを離れた。内野手の主力として試合には出ていたが、精神面が限界に達した。
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「まだメンタル面に課題があって、指導者に怒られると下を向いてしまいました。ピリピリした厳しい環境で野球を続けるのが苦しくて、違うスポーツをやりたいと考えた時もありました。今振り返ると、指導者の言葉をポジティブに変換する方法があったかもしれないと感じますが、当時は精神的に未熟できつくなってしまいました」
甲子園より自分が一番伸びる環境に
後藤は結果的に野球を辞めなかったが、環境を変えた。中学の野球部に加えて、日曜日だけ活動する軟式のクラブチームに入った。ここでの環境は後藤にフィットした。選手の希望を最優先する指導方針で、伸び伸びとプレーできた。
プロ野球選手を目指すのであれば、甲子園を狙える高校や多数のプロを輩出している高校の方が近道に見えるかもしれない。だが、後藤は中学生の段階で、どんなチームが自分に合っているのか判断できる経験をしていた。だからこそ、「自分が最も成長できる場所」として沼津商を選択した。

