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“1600億円の壁”をYouTubeでぶっ壊せ「視聴者が200→2500万人に爆増」日本代表が活躍中のドイツ・ブンデス放映権が独特…首脳が明かす戦略ウラ話
posted2026/10/17 11:00
堂安律や佐野海舟ら日本代表が多く活躍するブンデスリーガ。世界的な放映権戦略が興味深い
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Neil Baynes/Getty Images
2026-27シーズンを前に、ドイツサッカーの運営組織は自らの名前を「DFL」から「ブンデスリーガ」へと変えた。単なる看板の掛け替えではない。放映権を巡る国際競争において、ブンデスリーガは今もスペインのラ・リーガの背中を追いかけている。堂安律や佐野海舟ら日本代表クラスが活躍するブンデスリーガのピア・ナウバートCCO(*企業の収益最大化や営業・マーケティング戦略を統括する最高幹部)に、その現在地と戦略を聞いた。
「世界で戦う」ための名称変更
2026年3月、ドイツサッカーの運営組織「DFL」は、加盟クラブによる総会において、自らの組織名を「ブンデスリーガ」へと変えることを全会一致で決定した。1963年に生まれたリーグブランドが、今度は組織そのものの名前になる。ナウバートCCOは、その狙いをこう説明する。
「最初の目的は、何を表しているのかをより明確にすることです。DFLは設立当初、ドイツだけに焦点を当てた典型的な会社で、ブンデスリーガとブンデスリーガ2を運営するだけでした。21世紀に入ってから多くの変化がありました。現在は、ドイツやドイツ語圏だけで知られるのではなく、全世界に届けたいと考えています」
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例えば今から25年前、試合日ごとの世界の視聴者数は200万から300万人ほどだったという。それが現在は2500万人。シーズンを通せば10億人以上が、世界のどこかでブンデスリーガの試合を見ている計算になる。組織の名前を変えるという決断の裏には、「世界で戦うブランド」への野心が透けて見える。
ラ・リーガの“1600億円”という高い壁
ただ、その野心には一つ、越えられずにいる壁がある。国内の放映権収入だけを見れば、ブンデスリーガはすでにラ・リーガを上回っている。ドイツとスペインの経済力や人口の差があるとはいえ、国内のマーケットは大きい。
しかし、国外向けの放映権に限れば話は変わる。

