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W杯後は名門リヨンに駆け込めたけど…日本代表MF中村敬斗が味わった“移籍破談”の悪夢「31億円オファーをクラブが拒否」「盟友・伊東純也は古巣復帰も」
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アレクサンダー・オウコット(アル・ジャジーラ・インターナショナル)Alexander Aucott (Al Jazeera International)
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/10/12 11:02
日本代表9・10月シリーズにも招集された中村敬斗だが、ここ2年の移籍オペレーションでは厳しい境遇も味わった
また中村本人にとっても、至高のステージでとてつもない重圧のなか、欧州の伝統的な強豪国オランダからゴールを記録したことは、これ以上ないほどの追い風となった。
W杯前の移籍市場における彼の評価は、確かな能力を備えた選手にすぎなかったが、あの活躍によって、中村に特別な興味を持つクラブが増えたのは間違いない。
プレミアリーグのエバートン、ボーンマス、フラムが彼に熱視線を送り、スペインやトルコのクラブの名前も中村の新天地候補と噂されていたが、結局、今夏の移籍マーケット最終日に中村を射止めたのは、フランスの名門オリンピック・リヨンだ。
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7月に26歳になった日本代表アタッカーは彼にふさわしい場所、すなわちリーグ・アンに舞い戻ってきた。
移籍市場最終日、緊迫の舞台裏
ただし、その移籍オペレーションの背景には、クラブや代理人たちのギリギリの駆け引きがあった。
2026年夏のフランスの移籍市場は、9月1日の19時59分に閉じられることになっていた。刻々とその時が迫るなか、中村敬斗の新天地は決まっていなかった。
W杯で活躍したのに、また泥だらけのピッチでファウルまがいの荒いプレーがまかり通るリーグ・ドゥでプレーすることになるのか──。移籍を志願していた26歳の日本代表ウイングが、そんな風に考えていたとしても不思議はない。
中村は1年以上、忍耐を強いられてきた。2024-25シーズン終了時にスタッド・ランスが2部に降格した後、チームメイトだった伊東純也はベルギーのヘンクに復帰し、1部リーグでプレーを続けたが、中村はシャンパーニュ地方に留まることになった。
巨額オファーを拒んだクラブの思惑
もっとも、中村にも正式なオファーはいくつか届いていた。
トルコのベシクタシュから1500万ユーロ(約26億円/以下、当時のレート)、スペインのビジャレアルから1800万ユーロ(約31億円)の移籍金の提示があったにもかかわらず、クラブはどちらも拒否したのだ。それはなぜか。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

