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「こんなスター選手の中で足を引っ張ったら…」36歳深津英臣が歓喜の夜に漏らしたセッターの本音「生きた心地がしなかった」司令塔を救ったリベロの“声”
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/09/16 11:05
今季はスタメンセッターを任された深津英臣(36歳)。「助けたい」と話していたリベロ山本智大らの声も大きな助けになった
リオ予選で夢破れたこと。次こそは、と主将として意気込みながらも、手の届く場所に立つこともできないまま終わった東京五輪。「いつか見返してやる」と炎を燃やしながら技術も磨き、7年という長い歳月をかけ、再び日本代表のユニフォームをまとい、ようやく五輪出場権を自らの手でつかみ取ることができた。
決勝後のミックスゾーンで多くの記者に囲まれる中でも、一つ一つ丁寧に答えていたが、安堵の声が漏れたのは、自身を囲む輪が別の選手のもとへ移動した後だった。
口元にできた小さな吹き出物に触れながら、「ストレスかもしれない」と笑う。
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「いやーまじで、生きた心地がしなかった。こんなスター選手の中で俺が足を引っ張ったらどうしよう、って。毎日ずーっとそう思っていたので。勝てて、本当によかったです」
そしてまた、すぐに表情を引き締める。
「アジアのレベルも高いし、オリンピックでメダルを獲るためにはまだあと一歩、いや二歩かな。先に進まないと届かない。プレッシャーがかかる大会の中で、そういう反省が残ったことが収穫だと思うし、やっぱりこういう場所で結果を残したい。楽しさ、苦しさ、いろんなことがあるけれど、やっぱりこの舞台はいいな、って。この世界で勝ちたい、っていう思いがまた強くなりました」
だからこそ、これまでと同じ。2年先を見据えるのではなく、地に足をつけて一歩ずつ。深津は今を刻んでいく。その日々が、大きな夢を叶える力になると信じて。


