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平本蓮のRIZIN復帰戦勝利は“疑惑の判定”だったのか? SNS大荒れ、敗者ダウトベックは「負けたと思ってない」 批判のウラに“2つの誤解”
posted2026/09/16 11:04
1ラウンド、平本蓮の顔面を捉えたダウトベックの左パンチ
text by

橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph by
RIZIN FF Susumu Nagao
SNSが荒れに荒れた。平本蓮の勝利に対してである。
9月10日に京セラドーム大阪で開催された『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』。朝倉未来戦以来の復帰を果たした平本は、カルシャガ・ダウトベックを判定2-1で下した。
K-1からRIZINに移り、MMAに転向して着実に力をつけてきた。2024年7月には朝倉未来をKO。しかしリマッチを前に肩を負傷し、長期欠場へ。今回は774日ぶりのMMAマッチだった。『超復活祭り』の主役の1人と言っていい。
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対戦したダウトベックはノーコンテストを挟んで11連勝中の強豪。2018年に朝倉未来に敗れたが、他団体で実績を積んでRIZIN帰還を果たすとYA-MAN、元フェザー級王者の鈴木千裕らを倒してきた。復帰戦の平本にとってはかなりの難敵だが、打撃の相性では平本という声もあった。
あからさまに不満げだったダウトベック
試合内容に関しては、接戦としか言いようがない。ダウトベックは1ラウンドに左ストレートをヒット、平本にヒザをつかせると、その後も左でグラつかせた。
だが平本も盛り返す。相手と同じサウスポーからオーソドックスにスイッチ。1ラウンドは温存していたというカーフキックを当て、サウスポーに戻してワンツー。ボディへの攻撃も効果的だった。最終3ラウンド終盤、ダウトベックがテイクダウンしてパンチを放ったところでゴング。まさに一進一退だった。
公開されたジャッジペーパーを見てみると、1ラウンドはジャッジ3者ともダウトベックを支持(2名が10-9、1名が10-8)。2ラウンドは3名とも平本の10-9とつけた。そして3ラウンド、2名が平本、1名がダウトベック(いずれも10-9)。合計すると29-28で平本勝利が2名、29-27でダウトベック勝利が1名。判定2-1である。
ジャッジの評価が割れたのは3ラウンドだ。このラウンドをどう取るかで勝者が決まった。結果として、平本のスタンドの打撃を取ったジャッジが多かったということだ。
試合後のインタビュールームに現れたダウトベックは、あからさまに不満げだった。
「自分が負けたとは思っていません。1ラウンドと3ラウンドは自分が取ったと思っています。大晦日にリベンジ戦をやりたい。もし平本が今日、勝ったと思っているなら、リマッチでそれを証明してほしい」


