- #1
- #2
プレミアリーグの時間BACK NUMBER
「移籍金20億円超…安い!」英国ファンが日本代表FW爆速デビューに“20分弱で拍手喝采”「これがプレミアかと」タフな前田大然が見せた“珍しい姿”とは
text by

山中忍Shinobu Yamanaka
photograph bySPP/AFLO
posted2026/09/04 18:00
プレミアリーグデビューを飾った日本代表FW前田大然。いきなり英国ファンの心をとらえている
じつは開幕戦で先発した前線の4人は、前田を含む全員が今夏の移籍組。以前レンタルでイプスウィッチに在籍した経歴を持ち、プレーメーカーとして期待されるフリオ・エンシソもその1人である。
22歳のパラグアイ代表MFは前半24分、インターセプトのドリブルから、1トップのエメルソンの先制ゴールを演出している。だがエンシソは、抜群のテクニックとセンスを持ちながら、周囲を活かす連動性がブライトン所属時から課題とされている。
勝ち越し点が生まれた後半45分、エンシソに背後から抱きついて喜び合った前田は言う。
ADVERTISEMENT
「実力がある選手なので、周りにいればボールが来ると思うし、僕も、もっともっと要求しないといけない。彼自身も、もっと簡単にできるところは(シンプルに)やったり、そういうところはこれからです。まだ入ったばかりで、コンディションも上がってくると思うので、そうなってくれば凄く楽しみ」
疲れ知らずの前田が見せた“珍しい姿”
「昇格1年目のチームにとって大きな勝ち点3」を手にした開幕戦。前田にとってはブラジル戦で敗れたW杯を経て、「個を上げないといけない」との意識を強めてプレミア挑戦を決めたが――後半36分までプレーしたピッチでは珍しい姿が見受けられた。疲れを知らないはずのスプリンターである前田が、膝に手をついたのだ。それほどまでにこの一戦に懸けていたと言える。
日本製の“青いトラクター”が、イプスウィッチの一員としてプレミアを走り始めた。力強く、ひたすら前向きに――しかしその世界最高峰の舞台でいきなり現実に引き戻されたのは、翌週のマンチェスター・ユナイテッド戦だった。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

