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「キッズ時代は目立たなかった」吏南19歳の『5★STAR』史上最年少優勝を生んだ“強烈な反骨心”…「スターダムは上谷(沙弥)だけじゃない」語った真意
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/08/28 17:00
史上最年少の19歳8カ月で『5★STAR GP』優勝を果たした吏南。「スターダムは上谷沙弥だけじゃない」と自信を見せた
「同期」の吏南に敗れたキッドは涙
優勝予想は当然、4つに分かれていたが、キッドが吏南をやや上回っていた。
熱戦の末、最後は“PINK♥DEVIL”という名のゴーリーボムからキッドをフォールした。吏南は王冠にマントをまとい、優勝トロフィーを手にした。
「スターダムは上谷だけじゃない。私だってスターダムを世界一の団体にしてやるから、これからも私とスターダムについてこい!」
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夢に見た優勝の時、吏南は金色のテープを浴びた。
「やっとだよ。まだ早いというやつもいるけど、私としたらやっとだよ。ずっと頂点を取り逃してきて、やっと一番でかい価値あるものを取ったと思っている。文句があるやつがいるんだったら、これからの私で全員黙らせてやるよ。5★STARにかけていたから。優勝することしか考えてなかったから、この先のことなんてまだわかんねえけど、お前らがビックリするようなこと、目が飛び出るようなことをこれから私がしていってやるから、お前ら私から目を離すなよ。(次は)何が欲しいとか、そもそもそれもおかしいと思っている。全員出ている5★STARが一番価値があるんじゃないの。何言ってもいいんじゃないの。決勝の相手がキッドだったのが感慨深い」
マイクを握った吏南はキッドに一言だけ話しかけた。
「何言われてもウザいのは百も承知だから、今日はありがとうございました」
「優勝したかった。その先の景色が見たかった。同期の吏南に負けて一生悔しさの残る負けになった。私は絶対に夢をつかみにいきます」とキッドは涙を流した。
吏南とキッドはスターダムの7期生(2015年)で同期だが、歳が離れていることもあり、デビューはキッドが2015年10月。吏南は2018年10月で11歳の時だった。
「キッズ時代は比べられるような存在じゃなかった」(吏南)
マスクウーマンだったこともあってキッドは目立っていたが、吏南はほとんど注目されなかった。
マントを脱ぎ捨てた吏南はマス席に飛び込んでファンの祝福を受けた。



