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「あれは僕の意思」中日・高橋宏斗が振り返る“無期限二軍”の日々…降格翌日に衝撃の250球投げ込みも「全部やってみてたどり着いた」復活への最適解
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小西斗真Toma Konishi
photograph byJIJI PRESS
posted2026/07/28 11:04
復帰のヤクルト戦で熱投を見せた高橋宏斗
「改めて言うまでもないのですが、あれは僕の意思であって、コーチに言われてやったわけではありません。結果が出せずに気持ちが落ちていたので、あらかじめ数を決めて投げたわけではないのですが、何かをつかめそうな気がして……。怪我する不安はなかったですよ。怒りにまかせてやったわけではないので。これ以上やったら怪我するというラインは自分でわかっています」
最後はコーチのストップで強制終了
とはいえ近年ではキャンプ中でも聞かなくなった250という球数。本人も「ちょっと記憶にない。人生マックスかもしれません」と話していた。ちなみに最後はコーチのストップで強制終了。そのまま雨が降っていた屋外に出て、球場の両翼ポール間を20本走った。
自分への腹立たしさの片隅に冷静さ。こうして高橋の復活への道は始まった。
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「もういっぱいやって、何が良かったのかわからないくらいです。人に言われたこともそう、自分が今までやってきたこともそう。全部を一通りやってみて……。(一軍にいる)シーズン中では疲れてしまってできないメニューもありましたから」
もがきながらも原点に立ち返ることを忘れてはいなかった。開幕からの登板ではカットボールを多投する傾向があった。
「変化球頼みですよね。その方が抑えられる確率は高かったので。でも勝つためには結局、まっすぐが一番なんです。僕はボールを押し出すように投げると良くない。まっすぐが良ければスプリットも空振りを取れますから」
最大のテーマは「ストレートの復活」
ウイニングショットはスプリット。それを生かす投球の軸はストレート。だが、前半戦はストレートが走らず、結果としてスプリットを打者は振ってくれなかった。カットボールの多投はいわば苦し紛れ。そこで降格期間を絶好機ととらえ、ストレートの復活を最大のテーマに設定した。

