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ボクシング拳坤一擲BACK NUMBER
「ひとつのミスで終わる」比嘉大吾が語った“増田陸の怖さ”「勝てばどんな形でもいい」盟友・堤聖也の激励「複雑な気持ちだろうに…いいやつだなと」
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渋谷淳Jun Shibuya
photograph byHiroaki Finito Yamaguchi
posted2026/07/17 17:16
増田陸とのWBAバンタム級王座決定戦に臨む比嘉大吾。増田の強打を警戒しつつもサウスポー対策に自信をのぞかせた
「あいつ、いいやつですよね…」堤聖也との会話
──ハードパンチャー同士の対決です。KO宣言をしますか?
比嘉 KO宣言はしないです。勝てばどんな形でもいいと思っているので。ただお互いにパンチがあるし、ちょっとのミスで決まると思うので、どっちかが倒れる試合になるとは思います。
──今回の試合が決まり、友人でもある堤聖也選手からは何か言われましたか。昨年7月のバルガス戦のあとの記者会見で比嘉選手が引退について話したとき、堤選手が泣いていた姿が印象に残っています。
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比嘉 あいつ、いいやつですよね。自分は堤が引退すると言っても泣かないと思いますよ。熱い男なんですよ。あいつがWBAの休養王者になって、今回こうして決定戦が決まって複雑な気持ちだと思うんです。でもそういう気持ちとは別に、オレが試合をすることに関しては「がんばれよ」みたいに言ってくれるんです。いいやつだなと。
──今回の記者会見では「もう引退宣言はしない。やれる限りやり続ける」と話していました。
比嘉 今はあわよくば井岡さんの年齢を超えようかと思っているくらいです(笑)。3戦連続で勝てていないですけど、「獲りたい」という気持ちはこの3戦と比べても一番強い。もうフライ級で世界を獲ったときのことを忘れてるんですよ。9年前になるんですね(2017年5月)。どういう感覚だったんだろう……。だからもう一度世界を獲って、チャンピオンになって良かった、ボクシングを続けて良かったと思いたい。勝って自分の選択をほめたい。獲れば、今までにない何かを得られそうな気がしています。
<前編とあわせてお読みください>

