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監督への殺害予告、ファンからの罵声…W杯で敗れた韓国代表の“失敗の本質”とは? 「(ホン・ミョンボは)痛々しかった」密着記者が見た“韓国の現実”
posted2026/07/06 11:04
北中米W杯で韓国代表を率い、辞任を発表したホン・ミョンボ
text by

慎武宏Mukoeng Shin
photograph by
Getty Images
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そして運命の第3戦、南アフリカ戦。引き分け以上でグループリーグ突破が決まるこの一戦で、ホン・ミョンボ監督は極めて大きな賭けに出た。絶対的エースを先発から外し、ベンチスタートさせたのだ。ホン監督は、相手の体力が落ち、後半にスペースが生まれたところで投入するほうがチームにもソン・フンミン本人にも良いと判断したと説明した。戦術的な判断だった。少なくとも、監督はそう信じていた。
だが、結果は残酷だった。
ミックスゾーンでは南ア選手に抗議する光景も…
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韓国は南アフリカの組織的な守備を崩せず、パスミスを重ねた。前半からチーム全体のリズムは重く、攻撃には迫力がなかった。後半にソン・フンミンらを投入して反撃を試みるも時すでに遅く、0-1で敗北。ミックスゾーンではファン・インボムが歓喜する南アフリカ選手に抗議する場外戦まで起きた。敗戦の痛みと、周囲の熱狂と、行き場のない苛立ちがぶつかり合ったような光景だった。
南アフリカ戦後、ホン監督は「(グループリーグ3試合で)最も良くない試合をしたのは事実。すべて監督の責任だ」という趣旨の言葉を残した。言い訳はなかった。ただし、言い訳がないことが、必ずしも救いになるわけではない。むしろ、すべてを一人で背負おうとする姿は、見ていて痛々しかった。
韓国代表の敗退は、ホン監督の采配ミスだけで説明できるものではない。メディアとの対立、スターへの依存、世代間の距離、さらには日本でも報じられているKFAへの不信、監督選任プロセスをめぐる後味の悪さ。さまざまな問題が、ワールドカップという極限の舞台で一気に噴き出した。それが韓国の北中米ワールドカップだった。

