Sports Graphic NumberBACK NUMBER
《山の神対談》「やっぱり“タイパ”がいい!」箱根の名ランナー、柏原竜二と神野大地が語る「エアー®サロンパス®」×コンディショニング術
posted2026/08/03 17:00
text by

和田悟志Satoshi Wada
photograph by
Nanae Suzuki
──お二人とも、大学在学中は箱根の山上り区間で圧倒的な走りを見せて、“山の神”と称されました。山上りを走った後のダメージはどれほどのものなのでしょうか。
柏原 1年目、2年目、3年目はひどかったですね。
神野 僕は腹筋にもきました。特に腸腰筋が張っていました。僕は腕をガシガシ振るタイプだったので、上半身を使って走っていましたから。首にも力が入っていたので、全身の疲労感が大きかったです。
柏原 でも、本当にきついのは上りじゃないんですよ。
神野 そうそう。上りじゃないんですよね。ラスト5kmからですよね。
柏原 テッペンに行くまではまだ動くんです。最高点の看板が見えて下り始めてからのダメージが大きい。ここが地獄なんです。走った後は、むちゃくちゃひどい筋肉痛に襲われます。
──それほど過酷な山上りを攻略するために脚力を鍛えていたと思うのですが、どんなことをしていましたか。
柏原 特にないんです。僕の場合は、高校時代に起伏のあるところを延々と走っていたので、それが生きたのかなと思います。(東洋大の練習拠点の)川越は平坦しかないので、駅伝シーズンになると秩父の山に行きましたけど、まずはトラックを頑張ろうっていうのが基本でした。合宿中は上りのコースを走ったりもしましたけど、脚の筋力を鍛えるというよりもアップダウンを走る感覚をつかむことを大事にしていました。
神野 青学にはフィジカルトレーナーの方がいたので、5区を走ることが決まってからは、山上り対策の補強を毎日やっていました。3年生の時は11月の終わりから1カ月しかやらなかったのでどこまで効果があったかは分からないんですけど、4年生の時はケガをしたこともあり、山上りの補強だけは1年間ずっとやっていました。本番直前にもケガをして、走り出したのは大会の3週間前でしたけど、意外と走れたのは補強の効果があったからだと思います。
山上りが強い選手の特徴
柏原 “山上りの補強”とは、どういうことをやるの?
神野 いわゆるランジスクワット(腿裏や尻を鍛える)を、前傾して行います。それだけなんですけど、慣れてくるとだんだん楽勝になるので、ハーフカットのストレッチポールやバランスディスクの上に乗って足下を不安定にし、最終的には重りを持つなど、どんどん負荷を上げていきました。
柏原 僕らの時は体幹トレーニングが流行り始めた時だったけど、そういうのはやっていなかったわ。
神野 上りが強い選手って、坂ダッシュが得意とかいうのではなく、きついところで粘り強いかどうかだと思うんです。「もう無理だ」って思う限界値が、我々は高かったんだと思います。おそらくは、VO2max(最大酸素摂取量)も高かったのではないでしょうか?
柏原 僕は高くない。ユニバーシアードに出場する時に、JISS(国立スポーツ科学センター)で肺活量やVO2maxなどを測ったけど、あんまり高くなくて、一般人レベルだった。測定してくれた教授たちもがっかりしていた。
神野 本当ですか! 意外ですね。
柏原 僕と神野君とで、これだけ話が違うのか! 同じコースを走っているのに……。十人十色というか、選手によって正解が異なるということだよね。
神野 でも、走る練習自体は、どの大学も似たようなことをやっていたと思うんですよ。だから、練習だけではなかなか差を付けられない。じゃあ、自分はどこで差を付ければいいのか。それを考えた末、日々のケアだけは誰にも負けないようにしようと意識していました。お風呂に入った時に交代浴をするとか、ストレッチをするとか早く寝るとか。当たり前のことですけど、僕はそういったことの精度を誰よりも高めようという意識でやってきました。
柏原 やっぱりしっかりした睡眠とか、ちゃんとご飯を食べるといったことは大前提だよね。その上で、厳しいトレーニングがある。逆に、コンディショニングを大事にしない選手は、強くなれないんじゃないかな。
神野 無理ですよね。練習だけを頑張っても絶対に強くはならないですね。同じ練習をしているのに、試合では僕の方が強いことがあったのは、そういうところで差を付けることができたからだと思います。
柏原 コンディショニングを気にしなくていいのは一部の天才だけだよね(笑)。
神野 天才、いるんですよね(笑)。そうじゃないほとんどの選手にとって、コンディショニングは絶対に大事です。
〝走る日常〟におけるケア
柏原 在学中は距離走をたくさんやったけど、距離走の後のダウンジョグが本当にしんどかった。合宿だと練習の後に風呂に入ってすぐにご飯。ケアの時間は夕食後になって、実は結構時間が開くことが多い。合宿中、3日連続でポイント練習(強度の高い重要な練習)なんてことがあると、回復が追いつかなくてずっと筋肉痛に見舞われている。当時は使っていなかったけど、そんな時にエアーサロンパスがあればよかったな。風呂上がりにスプレーしておけば、ご飯を食べている時もケアされるので、すごく便利でありがたい。
神野 僕は中学生ぐらいの時からエアーサロンパスを使っていて、大学生の時にも自分の部屋に置いていました。コンディショニングでは使用していなかったのですが、今振り返れば、筋肉疲労を感じた時に早めに使用すればよかったなって思います。
柏原 トップアスリートに限らず、スポーツをやっている以上、何かしら体を動かすからには筋損傷は絶対に起きる。その時に自分がどういう選択をするかは大事なことだと思う。
神野 僕は今、トップアスリートのチーム(MABPマーヴェリック)の他に、市民ランナーのクラブ(RETO RUNNING CLUB)も主宰していますが、市民ランナーの方々は仕事や家庭などに時間が割かれるので、走る時間を確保するのも大変そうです。
柏原 そうなんだよね。僕は今、育児中なんだけど、本当に時間がない。週に2、3回走る時間を作るようにしているけど、だいたい夜8時過ぎからなので、ケアに充てる時間もなかなか取れないんです。
神野 だからこそ、手っ取り早くケアできるスプレータイプは使いやすいですね。市民ランナーの方って、それぞれに目標を持って走っていますが、練習を継続するには妥協にも打ち勝っていかなきゃいけないわけですよね。
柏原 そうそう。次の日にだるいと、いろいろ億劫になるんだよね。疲労がやる気を抑制するので、筋肉の疲労もなるべくその日のうちにケアしておいたほうがいい。僕は、基本的に寝る前、風呂上がりにエアーサロンパスを使っているんだけど、ひんやりして気持ちもリフレッシュできる。夏なんかは、距離走をやった後だと体が火照ってなかなか寝付けないことがあるので、改めてエアーサロンパスを手にとってみて、いいなって思った。
神野 指導者になってからは練習中に立っていることが多いのですが、ずっと立っていると足裏のコンディションがめちゃくちゃ悪くなるんですよ。こういう時にもエアーサロンパスはお勧めできますね。
柏原 僕も、この前は講演2時間、その後に立食形式の会食が2時間あり、4時間ずっと立ちっぱなしだったことがありました。そんな時は、風呂上がりにスプレーしています。
神野 バッグやチームの救急セットの中に入れておいても、そんなに荷物にはならないので、いつも持ち運べますね。僕の周りには今、トレイルランニングに取り組んでいる人がけっこういますが、トレイルランニングって捻挫の繰り返しなんですよね。かといって、山の中でケガをしてしまうと、下山するまでにめちゃくちゃ時間がかかる。バッグの中にエアーサロンパスを入れておくと安心ですね。
柏原 いろんなケア用品がある中、エアーサロンパスは手軽に買えることも含めて、やっぱり“タイパ”がいい! ランナー人生を長く楽しむために大切な、日ごろのコンディショニングで活用していきたいです。
◆画像をクリックすると「エアー®サロンパス®」の公式サイトが開きます。(左)「エアー®サロンパス®ジェットα」(第3種医薬品)/効能・効果…筋肉疲労、筋肉痛、肩こり、腰痛、打撲、ねんざ、関節痛、しもやけ
(右)「エアー®サロンパス®Z」(第2種医薬品)/効果・効能…腰痛、筋肉痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、ねんざ
※同じ箇所に連続して1秒以上噴霧しないで下さい。(凍傷になる恐れがあります)
※実際の商品は画像と若干異なる場合があります。






