熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「インテルにいたナガトモが!」メキシコ記者直撃の長友佑都もスペイン語ペラペラ久保建英も…“練習場騒動”モンテレイで日本代表が愛される理由
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byAFP/JIJI PRESS
posted2026/06/06 17:00
ソンブレロをかぶって事前合宿地のモンテレイ入りした長友佑都。メキシコメディアの直撃取材を受けた
「とても気に入っている。人も素晴らしい」
――タキートスはもう食べたか?
「タキートスって何?」
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――タコス(トウモロコシや小麦の生地を焼いたトルティーヤに肉、野菜、チーズなどを包んだメキシコの代表的料理)のミニ版さ。
「いや、まだだよ」
――ワールドカップで優勝するつもりか?
「もちろんだ、もちろんだ、もちろんだ」
到着したばかりの選手にもう地元の名物料理を食べたか、と聞くのはどう考えて無茶だが、嫌な顔をすることなく対応し、最後は優勝宣言までしてみせた。
久保も「自分はここで愛されている」
取材した記者は「長年イタリアの名門クラブ(インテル)で活躍し、W杯5大会連続出場のレジェンドが、とても気さくに、なおかつ丁寧に応対してくれた」と感激していた。
4日の練習後は、スペインで育ち、スペイン語がネイティブ同然の久保が記者会見に出席。この日が25歳の誕生日で、会見の途中、菅原由勢が「ハッピーバースデー」と歌いながら乱入。ケーキを手渡し、スペイン語で「愛してるよ」と繰り返すと、2人は笑顔で写真に収まった。
久保は「誕生日をW杯前の日本代表合宿中に迎えることができて、嬉しい。でも、喜んでいる暇はない。W杯でのプレーに集中したい」、「僕が大会の顔となることを期待されている? 自分が特別な選手だとは思っていない。チームのためにプレーしたい」と落ち着いた口調で語り、最後はウインクまでやってみせた。
久保は、地元のメディアとファンから大人気。本人も「自分はここで愛されている」と気を良くしている。海外経験が豊富で複数の外国語が流暢に話せる長友と久保がメキシコでのメディアやファンへの対応でも活躍し、チームに明るく伸びやかな雰囲気をもたらしている。
メキシコは世界有数の親日国だけに
今後、日本代表は6日まで練習を続け、7日、帯同しているU-19代表と練習試合を行なってこの時点での仕上がり具合と故障者の回復状況をチェックする。そして、8日午前にW杯全体のベースキャンプであるナッシュビルへ移動する予定だ。
11日にW杯が開幕し、日本代表は14日にダラスでオランダ、モンテレイへ戻って20日にチュニジア、そして25日に再びダラスでスウェーデンと対戦する。
しかしなぜ、アメリカへ向かう前にわざわざモンテレイでミニキャンプを張るのか――。

