プロレス写真記者の眼BACK NUMBER

Sareee30歳の決意「必ずプロレス界の顔に」なぜ“フリーランス”で成功? タッグを組む彩羽匠の証言「あれだけハードな戦いを…」7年ぶりにシングル対決

posted2026/04/08 17:00

 
Sareee30歳の決意「必ずプロレス界の顔に」なぜ“フリーランス”で成功? タッグを組む彩羽匠の証言「あれだけハードな戦いを…」7年ぶりにシングル対決<Number Web> photograph by Essei Hara

15周年記念試合を終えて笑顔を見せるSareeeは「太陽のようにプロレス界を照らしていく」と宣言した。3月22日、横浜武道館

text by

原悦生

原悦生Essei Hara

PROFILE

photograph by

Essei Hara

 フリーランスのプロレスラーであるSareeeは、オファーがあればどこへでも行くという姿勢を崩さない。規模の大小を問わずいろいろなリングに上がり、新鮮な戦いが生まれている。

 デビュー15周年記念の自主興行を終えたSareeeは東京女子プロレス、スターダムに登場し、小橋建太の「Fortune Dream」にも上がる。そして、マーベラスの10周年興行で彩羽匠と7年ぶりのシングルマッチを戦う。

15周年記念試合は極めつきのタッグマッチ

 時間は少し経ったが3月22日、横浜武道館で行われた15周年記念試合で、Sareeeはマーベラスの彩羽匠と組み、スターダムの朱里、仙女の橋本千紘と戦った。極めつきのタッグマッチだった。筆者はタッグマッチはあまり好みではないが、こんなタッグマッチだったらまた見たいと思った。

ADVERTISEMENT

 大会としてはSareeeの15周年の祝いと生きざま、そして日本の女子プロレスの底上げをテーマにしたものだったが、リング上の戦いはもちろんバチバチしたものだった。

 Sareeeは横浜武道館を「超満員札止めにしたかった」と悔しがったが、自主興行としては大健闘の2693人が集った。

「次はもっといっぱいのお客さんに来てもらいますよ」

 大風呂敷は広げないSareeeだが、日本武道館での自主興行も視野に入れている。日本武道館はアントニオ猪木がモハメド・アリやウィレム・ルスカ、タイガー・ジェット・シンやボブ・バックランドと戦った場所だ。

 シンと戦っている頃は猪木でさえ、日本武道館では集客に苦戦した。蔵前国技館は満員にできても、日本武道館は切符の売上が伸びないのが新日本プロレスだった。スタンド席の上の方は幕を張って使わなかったこともある。

 入場では島谷ひとみが「太陽神」の生歌でSareeeを迎え入れた。力強く、スピーディーで小気味のいいタッグマッチは見ごたえがあった。時間無制限ということだったが、23分に凝縮された密度の高い攻防だった。

 橋本に裏投げ6連発で勝利したSareeeは感無量だった。島谷の新曲「太陽神Prism」でステージへの花道が用意された。Sareeeが珍しく涙ぐんでいた。

「島谷ひとみさんの『太陽神』のおかげでここまで来れた。島谷さんに『太陽神』を歌ってもらって入場する。それがずっと夢だったんですよ」

 Sareeeのために作られた新曲「太陽神Prism」を島谷が歌い出した。Sareeeはゆっくりとリングからステージへと歩いた。

【次ページ】 “戦友”の彩羽匠とシングルで激突

1 2 3 NEXT
#Sareee
#彩羽匠
#朱里
#橋本千紘
#山下実優
#上谷沙弥
#鹿島沙希

プロレスの前後の記事

ページトップ