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[私とラン]小林鷹之「30代の記録はこれから超える」
text by

君塚麗子Reiko Kimizuka
photograph byTakuya Sugiyama
posted2026/03/21 11:00
「政治家って、意外と体力勝負なんですよ」
「本当に頭の中が溢れかえっている感じなんですよ(笑)。でも、そんなときに走ると一度リセットされる。体を動かしているうちに、頭の中が整理されてきます」
休んで疲れを取るのではなく、あえて体を動かすことで思考を整理する、ということなのだろうか。
「走り終えた後は、仕事の効率がすごく上がって、気持ちも前向きになる。政策を考える仕事は精神的なエネルギーも必要なので、ランニングは自分にとって大事なリフレッシュの時間になっています」
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平日は議員会館のジムで走ることが多いが、週末には地元・千葉県八千代市でもランニングを楽しむという。
「八千代市は都市と自然がほどよく共存している街です。住宅地もありますが、少し走ると田んぼや畑が広がるような場所もある。そういうところを走るのが好きですね」
朝早い時間に走ることが多く、ランナーとすれ違うことはあっても、人混みになることは少ないという。
「今は警護対象者なので、SPの方が一緒に走ってくれます。ちょっと申し訳ないなと思いながらも、ゆっくり30~40分くらい走っています」
ランニングを続ける理由は、頭の整理やリフレッシュのためだけではない。小林議員は「政治家としての身体づくり」という意味も大きいと語る。
「政治家って、意外と体力勝負なんですよ。特に選挙のときは、朝から晩までずっと街頭に立ったり、移動したり、人と会ったり。私の場合は応援演説も多く、その時は毎回熱を込めて話すので体力が必要です」
さらに、海外の政治家と向き合う場面でも体力の重要性を感じるという。
「海外の政治家と交渉する場面では、日本の国益を背負って向き合うわけです。そういうときに、自分のフィジカルが弱いと、どこかで負けてしまう気がします。だからこそ、日頃から体を鍛えておくことは大切だと思っています」
そのため、ランニングだけでなく筋トレも欠かさない。
「腹筋や背筋、腕立て伏せ、ベンチプレスなど基本的なトレーニングはしています。政治家の仕事は頭脳だけでなく体力も必要なので、フィジカルを保つことは意識しています」

