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「監督にとって最も重要な勝利」実は崖っぷちだったサッカー米代表 FIFAランク上位の国に7連敗中…日本代表は“完敗”も海外メディア「ホントの評価」は? 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2025/09/12 17:01

「監督にとって最も重要な勝利」実は崖っぷちだったサッカー米代表 FIFAランク上位の国に7連敗中…日本代表は“完敗”も海外メディア「ホントの評価」は?<Number Web> photograph by JIJI PRESS

主力を温存したもののアメリカ代表に0-2で敗れたサッカー日本代表。現地をはじめ海外メディアはその戦いをどう報じたのだろうか

アメリカにとって「重要な勝利」のワケは?

 また米メディアの『ワシントン・ポスト』は日本を「FIFAランキング17位の相手」と強豪の一角として強調したうえで、こう記した。

「アメリカ代表はFIFAランキング17位の日本に2-0で勝利し、オハイオ州コロンバスでの親善試合は、就任11か月目のマウリシオ・ポチェッティーノ監督にとって“もっとも重要な勝利”となった」

 ここで「もっとも重要な勝利」という言葉が使われたのは、アメリカ代表が日本戦の3日前に韓国代表に0-2で敗れ、ポチェッティーノ監督が厳しい批判にさらされていたからだ。

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 つまり日本代表は「格のある相手」として一定の敬意を受けたうえで、アメリカ代表が修正の手応えをアピールするための比較対象にされた格好だったわけだ。

 では、海外メディアは日本代表の出来そのものについてはどのように報じたのだろうか。そこには忖度のない海外からの“意外な評価”が見えてくる。

<次回へつづく>

#2に続く
「日本は敗れたが…」サッカー日本代表“完敗”の米国戦でも海外メディアのリアル評は? 現地記事で「FIFAランク17位」が繰り返される“意外なワケ”

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