大谷翔平の舞台裏:ドジャース異聞BACK NUMBER
大谷翔平のオールスター舞台裏に“ある変化”「家族と一緒もそうですし…」真美子夫人とのレッドカーペットに新要素、新人投手は「ショウヘイに挨拶しないと」
posted2025/07/19 11:00

オールスターのレッドカーペットショーに登場した大谷翔平と真美子夫人
text by

斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
Getty Images
5年連続5度目のオールスター出場を終えた大谷翔平。真美子夫人とのレッドカーペット“おそろい登場”をはじめ、今年も多くの話題を集めた。そんななかで、現地では大谷の“ある変化”もあったという。取材を続ける斎藤庸裕氏が解説する、“大谷翔平、オールスターの舞台裏”。
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3年前から変わらない“大谷流の球宴楽しみ方”
ドジャース大谷翔平投手(31)は、メジャーリーグのスター選手が集結する球宴の舞台でも、別格の注目度だった。21年の初出場から5年連続5度目の出場。オールスターの醍醐味について、前日会見で大谷は改めてこう語った。
「対戦するのはもちろんそうですけど、(他球団の選手と)クラブハウスを共有したりっていうことがまず少ないと思うので。いろんな選手と会話して、こういう選手はこういう人なんだなっていうのを知るだけでも新しい発見で面白い」
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同じようなことを3年前、2度目の出場となったオールスターで言っていた。両リーグのスター選手と時間を共有する中で、新たに気付くこととは何か。
「話したことない選手だと、怖いのかなとか思ったりしますけど、話すとやっぱり柔らかい感じの人が多くて、みんないい人だなと」
コメント当時はメジャー5年目の28歳。既に他球団の選手からサインをおねだりされる存在ではあったが、オールスター常連のベテラン選手という立場ではなかった。