韓国でも熱視線の大谷翔平へ“つなぐ9番”キム・ヘソン「打率4割台でマイナー危機」に祖国やきもき…“父は元中日”イ・ジョンフらも苦境 

〈山本由伸/ドジャース〉 ※投手のカッコ内は球数-ストライク
2025年 9試5勝3敗0S51回34安5本16球59振 責12率2.12
5月14日アスレチックス戦6回4安1本2球6振 責3（88-58）〇

　中5日になって2試合目、14日は大谷の先頭打者本塁打など2点を貰ったものの、3回にソダーストロムに本塁打を打たれるなど3失点。援護点で勝ちを拾った。防御率はナ・リーグ2位、これからが正念場だ。

〈佐々木朗希/ドジャース〉
2025年 8試1勝1敗0S34.1回29安6本22球24振 責18率4.72

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　9日のダイヤモンドバックス戦後にIL入り。右肩のインピンジメント症候群を発症した。この障害は軽度から重度まで幅が広いが、佐々木は将来を考えて焦らず治療してほしいものだ。

〈菅野智之/オリオールズ〉
2025年 9試4勝3敗0S52.2回45安9本9球29振 責18率3.08
5月15日ツインズ戦6.1回6安2本1球3振 責4（103-62）●

　15日のツインズ戦は中4日ではなく5日だったが、最多の103球を投げたものの2本塁打を浴びて負け投手。しかしローテの中心にいるのは変わらない。

〈千賀滉大/メッツ〉
2025年 9試4勝3敗0S50.1回38安1本22球47振 責8率1.43
5月13日パイレーツ戦5.2回5安0本2球7振 責0（102-68）
5月19日レッドソックス戦6回5安0本3球5振 責3（100-60）

　19日のレッドソックス戦は1，2回に3失点するもQSをキープ。防御率1.43はナ・リーグ1位。被本塁打わずか1も素晴らしい。

ドジャース戦で好投したのに…菊池だけの“不運な記録”

〈菊池雄星/エンゼルス〉
2025年 10試0勝4敗0S54回52安7本26球50振 責21率3.50
5月12日パドレス戦6回7安1本2球4振 責2（98-64）
5月18日ドジャース戦5.2回3安0本4球7振 責1（98-57）

　18日のドジャース戦は大谷にタイムリーを打たれたものの、4対1とリードを保ち6回2死自責点1で降板。初勝利なるかと思えたが、リーグ最弱と言われる救援陣が打ち込まれ、また勝ち星つかず。ア・リーグ規定投球回数以上で未勝利は菊池だけ。

〈松井裕樹/パドレス〉
2025年 19試0勝1敗0S18.2回10安2本9球21振 責6率2.89
5月13日エンゼルス戦1回1安0本0球0振 責0（10-5）
5月17日マリナーズ戦0.2回0安0本0球0振 責0（8-6）
5月18日マリナーズ戦0回0安0本3球0振 責2（18-6）

　4月26日から8試合連続で無失点を続けてきたが、18日のマリナーズ戦は1対4の9回にマウンドに上がるも3連続四球で1死も取れず降板、自責点2がついた。また一から信頼を築くしかない。

〈今永昇太/カブス〉
2025年 8試3勝2敗0S44.2回35安7本14球34振 責14率2.82

　5月4日のブルワーズ戦で左足を痛め15日間のIL入り。チームは6月後半の復帰を目指すと発表。

〈前田健太/タイガース→カブス〉
2025年 7試0勝0敗0S8回9安1本6球8振 責7率7.88

　5月1日にDFA（実質的な戦力外）に。カブスとマイナー契約を結び、17日AAAで先発するも2回4失点で降板。道は険しい。

ダルビッシュがマイナーで登板、復帰が近いか

　IL入りしているパドレスのダルビッシュ有は、14日のAAA戦に先発し4回4奪三振自責点2、51球で降板。復帰の日は近そうだ。同じくILのレッドソックスの吉田正尚は、復帰のめどが立っていない。ナショナルズ傘下AAAロチェスターの小笠原慎之介は、4月17日にIL入り。

　マイナー契約フィリーズ傘下AAAリーハイバレーの青柳晃洋は、5月16日の登板で1回自責点4と大きく崩れ、通算防御率は0.87から3.97になった。同じくマイナー契約のマリナーズ参加AAAタコマの藤浪晋太郎は15日には1死を取っただけで自責点1で降板。18日は1回無失点だったが通算防御率は9.26。それぞれ厳しい現状にある。〈メジャー特集：つづく〉