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実は昨季「想像以上に苦しんでいた」DeNA牧秀悟が告白する“重圧”と“収穫”…「よくも悪くも忘れられないシーズンになった」理由とは 

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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photograph byNaoya Sanuki

posted2025/03/24 11:01

実は昨季「想像以上に苦しんでいた」DeNA牧秀悟が告白する“重圧”と“収穫”…「よくも悪くも忘れられないシーズンになった」理由とは<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

充実していたかに見えた昨シーズン、人知れず抱えていた苦悩を率直に語ってくれた牧秀悟

「昨シーズンは正直言えば、大事な試合で勝ち切れないことが多々ありました。甘さではないですけど、例えば連敗してしまうと“優勝”への意識が希薄になってしまうところもあったと思います。負けていい試合なんてないですけど、負けてしまったらその負けをいかに引きずらないか。

 ただポストシーズンで、負けを引きずらず切り替えること、状況を打開する一勝に懸ける姿勢などを学ぶことができたので、長いシーズンではありますが、この経験はきっと今シーズン役に立つと思います。全員の気持ちは一緒です」

「よくも悪くも忘れられない」昨季

 昨季は牧にとって「よくも悪くも忘れられないシーズンになった」という。新たにキャプテンを任され、右も左もわからない状況でもがき苦しむこともあった。牧は苦笑しながら振り返る。

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「キャプテンが大変なことはわかっていましたが、ここまでとは思いませんでした。想像以上に苦しみましたし、自分もチームもきついことが多かったですね」

 チームをまとめなければいけない責任感が、その背中に重くのしかかったーー。

〈全2回の1回目/つづきを読む〉

#2に続く
日本一も「納得いかない1年だった」DeNA牧秀悟に筒香嘉智が伝えた“苦しい時のキャプテン像”とは…今季は「成長した姿を開幕戦から見せる」

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