「せっかくベルトを巻いたのに」IWGP女子王者・岩谷麻優30歳の葛藤…“スターダムのアイコン”がホンネで語る「映画化と結婚願望」《特別グラビア》 

「SNSを見ていたらおいしそうな料理がたくさん出てきて、半年前からネットの動画レシピを見て、作っています。ビビンバ、ハンバーグ、餃子、チャプチェ……。作りすぎて覚えてない（笑）。肉をこねるところからちゃんとやっています。全部おいしいですよ。好きなものしか作っていないから。変わったところでは鶏のスープ、そう、タッカンマリ！」

最近は料理にも凝っているという　©Essei Hara

「そろそろお嫁に…この記事で相手を募集して（笑）」

　以前から結婚願望を口にしていた岩谷だけに、ついに本腰を入れて“準備”を始めたのかと思ってしまった。

「匂わせていますか？　もうそろそろお嫁に行きますよ！　またこの記事で大々的に相手を募集しておいてください（笑）。条件は年上でお願いします。包容力があって、怒らなくて、なんでも『いいよいいよ』って言ってくれる人。家事をしてくれて、犬の散歩に行ってくれて、猫の世話も……」

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　現在30歳の岩谷は、来年2月に31歳になる。デビューは2011年なので、来年はキャリア13年目だ。

「羽南（19歳）と組んでいると若さを吸収しすぎて、自分が24歳くらいだと錯覚しそうになります（笑）。歳を重ねて、みんなに『きれいになった』とよく言われますね。デビューした頃は本当にイモだったので、『今の方がかわいくない？』って自分でも思います。いい歳の取り方をしていると思いますよ」

「いい歳の取り方をしている」と胸を張る　©Essei Hara

　若手時代の自分と“今”で、身体能力に変化はないのだろうか。

「（岩谷をモデルにした）映画があったので、昔の映像を見る機会が多かったんです。『こんなことをやっていたんだ』というのもあります。ロープに走るのがめちゃくちゃ速い。でも技の切れや正確さは今の方が増している。衰えてないですね」

美しいムーンサルトを放つ岩谷麻優。30歳を迎えても技の切れはまったく衰えていない　©Essei Hara

　その映画『家出レスラー』はクランクアップしてしばらく経つ。編集作業はまだ続いているとのことだが、岩谷は最初の仮映像を見たという。

「面白い。見て、泣いちゃいました。『これイケるんじゃない』って思った。誰でも泣かせてくれるかもしれない。『うわー、こんなことあった、うわー！』って。映画は実話をもとにしたフィクションなんです。だから『ここはウソや』という所もあるけれど（笑）。あんまり言うとネタバレになるから止めときます。でも、いい映画ができていると思いましたね。ロッシー小川さん役（役名はグッシー大串）の竹中直人さんが予想以上にハマり役でした」

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