奥川が7回無失点の好投、新人王争いも視野に

〇セ・リーグ
打撃
林晃汰（広）25打15安1本10点 率.600 RC9.42
佐藤輝明（神）11打5安2本2点 率.455 RC4.73
オースティン（De）11打4安2本6点 率.364 RC4.36
丸佳浩（巨）10打5安1本2点 率.500 RC4.27
坂倉将吾（広）20打6安4点 率.300 RC4.10

　広島の林は2018年ドラフト3位、昨年まで一軍出場はわずか4試合だったが、今季は5月18日に一軍登録され、6月13日から7試合連続安打の大当たり。10打点はリーグ最多、広島は本来捕手の坂倉も一塁を守って打率3割、4打点の活躍。厳しいチーム事情の中で頑張っている。

　巨人は、6月18日に二軍から復帰した丸が10打数5安打の大当たり。目の色が変わっているのかもしれない。ヤクルトの塩見泰隆は、今週リーグ最多となる2盗塁を成功させた。

投手
奥川恭伸（ヤ）1登1勝 7回 率0.00 PR1.86
高橋優貴（巨）1登1勝 5回 率0.00 PR1.33
コルニエル（広）3登1敗 3.1回 率0.00 PR0.89
西勇輝（神）1登1勝 7回 率1.29 PR0.86
戸根千明（巨）1登 3回 率0.00 PR0.80

　ヤクルトの奥川は20日の中日戦で7回零封の好投。新人王争いに名乗りを上げた。巨人の高橋は同僚の戸郷に並ぶハーラートップタイの7勝目を挙げた。

　広島のコルニエルは3試合に登板。NPB最速の165kmをマークし、自責点は0だが失策がらみで3失点している。対照的に巨人の戸根は18日の阪神戦でロングリリーフで3回を投げて無失点をマークした。救援投手では、広島の栗林が3セーブだが2.1回で自責点1、ヤクルトの清水も2ホールドだが1.1回で自責点1。今後の成績次第では「勝利の方程式」が揺らぐかどうか、というところ。

沖縄出身の投手が活躍が目立つ中、平良も

★今週の“ぴかイチ” 連続試合無失点記録更新が見えてきた西武・平良海馬★

　このところ、沖縄出身の投手の躍進が目立つ。オリックスの左腕・宮城大弥は山本由伸とダブルエースと言ってよい活躍。中日の又吉克樹もクローザーとして復活し、西武の與座海人も先発、救援で活躍している。

　そんな中でも西武の平良海馬は、開幕から34試合連続で自責点0という快投を続けている。

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