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「美しすぎる東大王」鈴木光が初めて語った、麻布高校の男子と過ごした青春時代
posted2020/10/25 00:00
text by
鈴木光Hikaru Suzuki
photograph by
Wataru Sato
誰よりも早く出題された問題の答えを導き出す頭脳スポーツ「競技クイズ」が話題です。古くは「アメリカ横断ウルトラクイズ」、今年も11月にリモートで開催が決まっている「高校生クイズ」などの大会もありますが、近年は地上波でも「クイズ競技」を楽しむ番組が増えています。
“スタンフォード大学が認めた才媛”。『東大王』で一躍クイズ界の新星として注目された鈴木光さん。ネットを騒然とさせた、眩しすぎる東大生は一体どんな人なのか? 初のロングインタビューです。【全2回/後編へ続く】
駒場祭で、受験生からペンを渡されて……
――こうしたインタビューを受けるのは初めてだそうですね。
鈴木 いやなんか、私のようなものに声をかけていただいて、ありがとうございます。
――東大生と芸能人がクイズで戦う人気番組『東大王』で、東大チームの一人として登場するや、「かわいい」「美しすぎる」とネット上でも大反響です。
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鈴木 そんな……。反響があるという実感はないんですけど、11月の東大駒場祭では、小学生から、年配の方まで、幅広い年齢の方々から「いつも応援してます」という声をかけていただいて、ありがたいなって思いました。
――やっぱりファンがいるんですね。
鈴木 受験生の子だったんですけど、「何か一言、応援の言葉を書いてください」ってペンを渡されて、びっくりしました(笑)。私が書いちゃっていいの?って。
法学部の推薦入試後、担任の先生が『東大王』を教えてくれた
――鈴木さんは大学に入学してすぐの、2017年4月から『東大王』に出演されていますが、どんな経緯があったんですか?
鈴木 私が東大に入学する直前の3月に番組出場者を決める予選があったんです。私は法学部の推薦入試で2月中旬に東大進学が決まったのですが、担任の先生から「東大王というクイズ番組の、予選の案内が来ているよ」って声をかけていただきました。私がクイズ好きな事を覚えていてくれたんだと思います。
――予選ってどんなものだったんですか?
鈴木 ペーパーテストを解くものでした。これをうまく通過できて4月の東大王に挑戦者として出させていただいたのが1回目です。そこでサブメンバーになり、11月に行われた東大王2ndシーズンに向けての入れ替え戦で、東大クイズ研究会の大学院生伊沢さん、4年生の水上さん、鶴崎さんとともにベスト4に残り、東大王チームの一員にさせていただきました。そもそも予選を通過できるなんて思いもしなかったので、戸惑うばかりで……。クイズに本格的に取り組み始めたのも番組に出るようになってからなんです。