格闘家の引き際はいつ？ ゴールは自分で決める時代に。～RENA、那須川天心の未来～

　ある程度期限を決めたうえで、引退に向けての青写真を描く。最近、これまでになかった引き際を選択するファイターが出てきた。シュートボクシングからMMAに挑戦し、RIZINで一時代を築いたRENAもそのひとりだろう。

『RIZIN.24』（9月27日・埼玉）ではベテラン富松恵美と対戦。相手の寝技に苦しむ場面もあったが、3Rには得意の立ち技の打撃に活路を見出し、判定勝ちを収めた。

　試合後、マイクを握るや、RENAは「あと2、3試合」と突如引退を表明した。この件について改めて聞いてみると、「終わりを決めないと、もう頑張れない。最高のパフォーマンスを発揮できないと思った」と打ち明けた。