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ヤクルト青木宣親がチーム8000本塁打達成!
先発小川も好投、得点積み重ね巨人に快勝。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/11 22:15
ヤクルト・青木宣親
<7月11日 セ・リーグ>
巨人 4-9 ヤクルト
ヤ 1 1 0 1 0 1 2 1 2 : 9
巨 2 0 0 0 0 0 0 0 2 : 4
勝:小川泰弘 3勝
負:サンチェス 2勝2敗
11日、雨のため30分遅れてほっともっとフィールド神戸で行われた巨人ーヤクルト戦は、1回表、ヤクルトのキャプテン青木宣親のホームランで幕を開けた。このホームランは球団通算8000本目のメモリアルアーチとなり、ヤクルト今季初の有観客試合を沸かせた。青木は6回にもタイムリーツーベースを放ち、この試合で力投を見せた先発小川泰弘を援護した。
小川は試合開始前の時点で2勝を挙げ負けなしだったが、防御率は5.19。巨人打線を抑えられるか注目されたこの試合では6回を投げて5安打2失点と先発投手としての責任を果たした。小川はこの試合で3勝目、今季は無傷の好調を保っている。
一方の巨人は1回に岡本和真がタイムリーツーベースで一時は逆転したものの、その後はスコアボードに0が並んだ。9回には吉川尚輝が2ランホームランで2点を返したが試合を覆すことはできなかった。先月28日のヤクルト戦で好投した先発サンチェスは、6回途中までを投げ、4失点を喫してマウンドを降りた。
ヤクルトの打線は山崎晃大朗らが好調。3回と5回以外の回で得点をあげるなど着実にリードを広げ、危なげなく逃げ切った。