フランス、スコットランドもライバルに。

　前回3位だったウェールズはFBリー・ハーフペニーら故障者が多く、苦しい陣容となる。若手の飛躍とベテランLOアラン・ウィン・ジョーンズの頑張りに期待したい。

　同じく4位だったフランスは新監督のギー・ノベスが24歳のSHセバスティアン・ベズィーなど多数の新メンバーを加えたダイナミックな編成で、'10年以来の優勝を目指す。5位だったイタリアは、代表プレイヤーの若返りを図っており、チャレンジ主体の大会となりそうだ。

　最下位だったスコットランドは上昇気流に乗っている。FBスチュアート・ホッグのランなどで得点力は十分。'99年大会以来17年ぶりの優勝に一歩でも近づき、6月の来日を盛り上げてほしい。

◆試合日程（日本時間。左がホームチーム）