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清武弘嗣が語った怪我とリハビリ。
「1年間、絶対に折れると思ってた」 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph bySports Graphic Number

posted2015/08/25 10:10

清武弘嗣が語った怪我とリハビリ。「1年間、絶対に折れると思ってた」<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

ブンデスリーガで戦う日本人選手の最新事情が満載の
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」。
中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!

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●今週の目次
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 【1】~ブンデスリーガ第1節:バイエルンvs.ハンブルガーSV~
      酒井高徳「まだ自分のフィジカル的なところは足りていない」

 【2】~ブンデスリーガ第1節:マインツvs.インゴルシュタット~
      武藤嘉紀「自分が何とかしてやろう、という気持ちでしたが……」

 【3】~ブンデスリーガ第1節:シュツットガルトvs.ケルン~
      大迫勇也「今季初ゴールは、おまけみたいなものですから」

 【4】~ELプレーオフ・1stレグ/オッドvs.ドルトムント~
      香川真司「結果を残すのは大事。次にも続けていけるように」

 【5】8月20日、ハノーファーの練習場を訪ねて――(1)
      酒井宏樹「前線がクロスに走り込んでくれるから、やりやすい」

 【6】8月20日、ハノーファーの練習場を訪ねて――(2)
      清武弘嗣「日本でのリハビリ後、いいトレーニングができている」


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 【6】8月20日、ハノーファーの練習場を訪ねて――(2)
      清武弘嗣「日本でのリハビリ後、いいトレーニングができている」

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 清武弘嗣は6月に疲労骨折のために右中足骨の手術を受けてから日本でリハビリ。8月1日にドイツに戻ってきている。最近の練習ではグラウンドに出て走ることもあるということだったが、8月20日はグラウンドに姿を見せることはなかった。

 しかし、酒井宏樹らの居残り練習が終わりしばらくして、スタッフと自転車で、クラブハウスの機能も兼ねているスタジアムへと戻ってきた。「元気、元気!」といいながら自転車を漕いでいた清武は、スタジアムを去る前に快く取材に応じてくれた。

「1年間ずっと、絶対に折れると思ってた」

――復帰が近づいているのでしょうか?

「はい、ただ、別に焦ることはないと思うし。いまメディカルチェックに行ってきたから。それで(最終チェックは)ほぼ終わり。早いですね」

――怪我する前は調子がよさそうだっただけに、悔しかったのでは?

「しょうがないでしょう。折れると思ったもん。絶対に折れると思った、ずっと。1年間」

――いつくらいから?

「(昨シーズン開幕前に)ハノーファーに来て、(シーズンが)始まったくらいから痛かったというか。体重の(足への)乗り方の問題とかもあったし、痛いなぁと思いながらやっていました。足の裏とかをほぐしたら痛みはなくなって、疲れてきたら痛くなって……。それでまた(足の裏などを)ほぐしたら、大丈夫で、みたいなことを繰り返して。それで代表(の活動のため)に行って、横浜に移って最初のランニングのときに、これはヤバいと」

【次ページ】 香川真司も同じ怪我の経験があった。

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